実技試験体験記③

もう一人の方に変わって人命救助をしました。

そして交代・・・ドキドキです

試験官「救助ブイが見えますか」

「はい」

試験官「救助してください」

「要救助者発見右舷より救助します、ボートフックよし」※ボートフックよしは要らなかったかも

「前、右、左、後ろよし、前進」
周りをキョロキョロ見ながら回って近づいていきました。

「中立、前進」
二回ほどしたと思います。

「中立よし」
後ろに回ってボートフックをもって救助!

「救助しました」
船首右舷側ギリギリに見えるところまで船を寄せました(実際はギリギリではないですこの幅の感覚は車と同じように思います)
1回で救助に成功したのでホットしました。

試験官「はい、方位測定です塔が見えますか、何度ですか」
コンパスを渡され合わせましたが上のV字がありません・・・プリズムを返して数字を見ようとしたらV字が出てきました。
一度少し廻してV字が出たらそこで目標に合わせ、その後プリズムまで廻して映り込む角度の数字を読む。だったんだと初めて気が付きました。

「5度です」

試験官「はい、では後ろに見える倉庫に向かって後進してください」

「はい、後進します」
「中立よし」

船尾に行き
「船尾周りよし」

操縦席に戻って
「前、右、左、後ろよし、後進」

ゆっくり目標に向かってたら

試験官「はい、中立にして」

すぐに中立にして
「中立よし」
ここで安全確認しなくてよかったのかな?

試験官「はい、私と交代してください、次は着岸しますので」

と言ってそのあと桟橋方向に向かって操船してくれました

ネットで見ていた桟橋が見えてきたのですが船が・・・停泊している隙間ほとんどないぞ。と思っていたら通り過ぎて出航した港の中に
(港というよりは船着き場ですね、全く波のないプールみたいなところです)

試験官「あそこの桟橋に着岸してください、右舷からしか着岸できないけどね」

船の全長ほどの浮き桟橋です(短い~)

「はい、着岸します、前、右、左、後ろよし、前進」
低速で近づいていきましたがフラフラと定まりません。

途中で中立、前進を繰り返して中立でハンドルを桟橋と反対側に切ったのですが船が曲がらない・・・

船首が桟橋に当たる!と思ったのでハンドルを桟橋側にいっぱいに切って後進。
(船尾が桟橋に寄って船首が桟橋から離れる)
そこで後進に入れたとき・・・

エンジンの回転が一気に上がってしまいました。
「ブオーン」
船は思った挙動をしたのですが急だったので

試験官「うぉ~」
と驚かれました。

ここで自分・・・パニックです(爆)

その後ボートフックで桟橋に寄せて

「着岸しました・・・」
わーめっちゃ声が出なくなってるw

試験官「はい、係留してください」

「はい係留します」
ロープをもって下船して風上から結ぶはずが・・・無風
船尾から結びました、船を平行にすることに気を配りながら、また余ったロープを束ねることも。
係留ロープを前後共に引っ張ってしっかり係留されていることを確認して※クリート止めでした

「係留しました」

試験官「はい、解らんして離岸してください」

「はい」はいしか言えなかった

「解らんしました、乗船します」

操縦席に行き中立確認。

「中立よし、船尾確認します」
と言って船尾周りの確認

「船尾よし」
操縦席に戻り

「前、右、左、後ろよし、後進」
すぐに気が付きました・・・ボートフックで桟橋を押していないw
すでにボートは動き出しています。
凄く注意しながらほんの少しだけハンドルを切り桟橋に船体が擦らないように後進しました。
船首が桟橋から離れるのを見て

「船首よし」
ゆっくり後進です

試験官「はい、ここで良いですよ中立にしてください」

「中立よし」

今考えるとここは停止だけど安全確認してなかったな~(そもそも必要なのかな?)

その後もう一人の方と交代して同じことをやりました。

これで終了です。

試験官に操船を変わって出航した桟橋に着岸(50mも離れていないところです)

ここで下船して試験官より

試験官「ライフジャケットを返却してください、試験は以上です」

「ここで解散ですか」

試験官「はい」

私ともう一人の方「ありがとうございました」

最後の着岸のミスでパニックになりました~さて結果はどうなんでしょうか。

1週間後に結果が出ます。

また報告します。

実技試験体験記①はこちら
実技試験体験記②はこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)